マーチンゲール法とモンテカルロ法は比較的利用しやすい攻略法です。しかし、利用方法を誤ってしまうと、勝っても儲からない場合があります。
今回は、マーチンゲール法とモンテカルロ法を利用しているのになぜ利益が出ないパターンに陥ってしまうのか、その理由を解説し、まとめました。
これを読めばきっとマーチンゲール法とモンテカルロ法の有効な運用方法のヒントになるでしょう。
それでは紹介していきます。
マーチンゲール法で勝っても儲からないパターンとは
マーチンゲール法で勝っても儲からないパターンは、端的いえばバカラでバンカーを選んでプレイした場合です。
この場合は、勝ったとしても配当が2倍ではなく、1.95倍程度になります。
その理由として、コミッションの存在があります。
このコミッションとは、バカラでバンカーにベットした場合、当選しても支払わなくてはいけない手数料です。
バカラではバンカーにベットして勝った場合、バンカーの方が若干有利といった理由から5%程度のコミッションの支払いが発生するのです。
そうなると、バカラで勝ったとしても本来よりも少ない配当金額になり、負けが込んでいた場合は回収ができなくなります。
そうなった時にマーチンゲール法で勝っても儲からないという現象が発生するのです。
ちなみにバカラは、テーブルのルールによってバンカーが「6」でプレイヤーに勝利する条件が発生した場合、実に50%のコミッションが発生する場合があります。
そうなると、全く回収できずにマーチンゲール法自体が成り立ちません。
モンテカルロ法の死角とは
モンテカルロ法の死角は、ゲームが長期になった場合です。
モンテカルロ法は、ある程度勝ちが出ないと、攻略が完成しません。
そのため、ひたすら連敗が続いた場合、数回程度の勝利では損失を回収できない事態が発生します。
特に3倍配当でプレイした場合は、よりその傾向が顕著となり、一回のゲームが完了しないのです。
こういった場面になるといくら頑張っても利益が回収できず、自滅してしまうケースもあります。
また、2倍配当のゲームを行っていると、わずかながら損失が回収しきれずに終了する場合もあります。
つまり、マイナスでモンテカルロ法が終わってしまうのです。
確率としては、かなり少ないものの、可能性として回収しきれずにアウトになる場合があるという点に注意しましょう。
弱点を知って攻略するには
マーチンゲール法とモンテカルロ法には、このように儲からない場合があります。
こういったケースに陥らないためには、きちんと2倍配当のゲームを選ぶ、3倍配当のゲームを敢えて回避する、投資金額を適正にするといった手段が有効です。
きちんと2倍配当のゲームを選ぶのは重要です。
つまり、バカラを避けてプレイします。
2倍にならないケースは、ブラックジャックにもありますが、こちらは2.5倍の配当になるケースです。
この場合は、勝った場合通常のマーチンゲール法よりもむしろ利益が出るため、問題ありません。
モンテカルロ法は、3倍配当のゲームを敢えて回避するという手もあります。
利益確保の観点や先ほど紹介した2倍配当のマイナス終了を回避するため、3倍配当が勧められているケースがみられます。
ゲームを短期間で終了したい場合は、意外にも2倍配当の方がゲーム終了にかかる時間は短い傾向です。
たしかに2倍配当のゲームでプレイしてしまうとマイナスで終了するリスクを伴います。
しかし、初回の投資金額を増やすと、この問題が発生する確率は非常に下がるために多めの投資を行って終わらせるようにしましょう。
投資金額を適正に行います。
例えば、マーチンゲール法の場合、初期投資金額が大きすぎると資金が付きやすくなり、少なすぎても利益がほとんど出ません。
モンテカルロ法も先ほど触れたとおり、少額の投資ではマイナスになるリスクが出てきます。
資金量の調整は、プレイヤーやネットカジノの相性にもよるため、無料版のカジノで練習し、感覚を養うのも良いかもしれません。
こういった手段をとることでマーチンゲール法とモンテカルロ法の弱点を回避し、順調な投資を行うのが可能になります。
派生型を試してみるという選択肢
マーチンゲール法とモンテカルロ法は派生型があります。
例えば、マーチンゲール法であれば勝ったら金額を倍にする逆マーチンゲール法があり、モンテカルロ法には、少ない資金でも利益が出やすい2IN1法があります。
こういった方法を選んでみて、自分にマッチするようであれば、攻略方法を切り替えるというのも手です。
いずれにしてもマーチンゲール法とモンテカルロ法の弱点である利益が出なくなる現象の存在を理解するのが重要です。
そして、その対策をとることで、より確実にマーチンゲール法とモンテカルロ法での利益を出しやすくなるでしょう