今回は、初心者が勘違いしやすいブラックジャックのルールについて詳しく紹介していきます。
ルールを勘違いしたまま、ブラックジャックに参加すると、とんでもないミスで損をしてしまう可能性があります。
そのため、ここでブラックジャックのルールについて理解を深めておきましょう。
ブラックジャックの基本ルールとは
ブラックジャックの基本ルールは、手持ちカードの合計が21未満で、できるだけ21に近づけた方が勝利する単純なものです。
しかし、これだけでは十分ではありません。
最も大切なのは、21に近づけることではなく、「対戦相手に勝つこと」です。
そのため、「まずは22を超えないバーストをしないこと」「対戦相手よりも21に近づける、もしくはバーストさせること」をしなければなりません。
対戦相手は他のプレイヤーではなくディーラー
先程、ブラックジャックにおいて最も大切なのは、「対戦相手に勝つこと」と説明してきました。
ここでいう対戦相手とは、他のプレイヤーではなく「ディーラー」です。
もし、同じテーブルに自分以外のプレイヤーが複数人いたとしても、あくまでディーラーとのタイマン勝負です。
ディーラーと勝負すると聞くと、「必ず負けるのではないか」「勝てないのではないか」などと思う人もいるでしょう。
これこそ、大きな勘違いです。
ディーラーには、強い・弱いなどといった概念はありません。
もちろん、国際ライセンスを取得している安全なオンラインカジノであればイカサマもありません。
そのため、安心してブラックジャックを楽しめます。
また、ディーラーはプレイヤーとは違い、自分の意思でアクションを決めることができません。
なぜなら、ディーラーのアクションは「17未満の場合はヒット・17以上の場合は強制終了」と、決まった処理しかできないようになっているからです。
この、ディーラー特有のルールを理解することは、自分がアクションする場合や戦略を立てる上で重要なポイントとなるため、覚えておきましょう。
カードの数え方
ブラックジャックでは、カードの数え方も独特です。既に理解しているという人も、ここでもう一度チェックしておきましょう。
・2〜10:そのままカウント
・A(エース):「1」または「11」でカウント
・J、Q、K:絵柄は全て「10」としてカウント
ブラックジャックの用語一覧
次に、ブラックジャックにはさまざまな用語がありますので、ここで覚えておきましょう。
・ヒット:カードを1枚追加で引く
・スタンド:カードを引かない、追加しない
・バースト:手持ちカードの合計が22を超える
・アップカード:ディーラー側のカードをプレイヤーに見えるように1枚表向きに置く
・ホールカード:プレイヤーから見えないディーラー側の裏向きに置かれているカード
・ブラックジャック:最初に配られたカード2枚が「A」と「10・J・Q・K」の組み合わせだった
ブラックジャックのプレイ手順
ブラックジャックは、まず賭け金を決めてベッティングエリアにチップを置いてから、ゲーム開始となります。
これを「ベットする」といい、ベットすることによって、そのゲームに参加することを示す行為になります。
プレイヤー全員がベット完了したら、ディーラーが、ディーラー自身と全てのプレイヤーにカードを2枚ずつ配ります。
このとき、ディーラーに配られたカード2枚のうち1枚が表向きになっています。
まずは、ディーラーのアップカードをチェックして、ディーラーの手持ちカードの合計はどうなっているのか考えます。
その後、プレイヤーはヒットまたはスタンドを選びます。
プレイヤーは、バーストしない限り何度でもヒットすることができるため、ディーラーの手持ちカードを予想しつつ、ディーラーよりも21に近づけるまでヒットします。
全てのプレイヤーがハンドを作り終えたら、ディーラーがホールカードをオープンします。
その後、ルールに従い、最終的なハンドを比較して精算します。
勝敗の決まり方と精算について紹介
最後に、勝敗の決まり方と精算について説明します。
・ブラックジャックで勝利:配当は1.5倍
・ディーラーよりも21に近くて勝利:配当は1倍
・引き分け:賭け金は減額なしで、そのまま戻る
・ディーラーとプレイヤー双方がバースト:ディーラーの勝利となる
初心者が勘違いしやすいブラックジャックのルールに関するまとめ
これまで、初心者が勘違いしやすいブラックジャックのルールについて説明してきました。
今回紹介したことをまとめると、以下のようになります。
・対戦相手は他のプレイヤーではなく、あくまでもディーラー
・ディーラーは、自分の意思でヒットやスタンドなどのアクションを決められない
・プレイヤーは最初に配られた2枚のカードと、ディーラーのアップカードを確認して、次のアクションを決める
ルールを勘違いしたままブラックジャックをプレイすると、勝てるゲームも負けてしまう可能性があるため、かなりもったいないです。
そのため、しっかりとルールを理解して、ブラックジャックのゲームに挑んでください。